【よくみられるケース】
- 偏食や食事のリズムの乱れにより、体調を崩してしまう
- 夜ふかししやすく、寝不足などで健康を害してしまう
- 身体の不調に気づきにくく、重症化するまで放置してしまう
【解説】自分の体調を気づかうことが難しくなりやすい
発達障害の特性のひとつに、自己コントロールの弱さがある場合があります。
自分の体調を気にしたり、生活リズムを整えたりすることが苦手で、暴飲暴食や夜ふかしが続いて体調を崩してしまうことがあります。
また、趣味の活動に休憩をとらずに何時間も没頭して具合が悪くなることがあります。こうした背景には、自分の体調変化に気づきにくい特性が影響しています。
【改善方法】
◆食事と睡眠時間は、規則正しく整える
- 体調管理の基本は、生活リズムを一定にすること
- とくに食事と就寝時間は、毎日できる範囲で同じ時刻に寄せる
- ゲームやスマホは目が冴えて寝付けなくなるので、就寝前はやらないようにする
◆“自分でコントロールしにくい部分”は仕組みにする
- 自分でコントロールできない場合は、家族に協力を求め、食事や就寝時間になったら声をかけてもらう
- アラームを「食事・入浴・就寝準備」に設定して流れを作る
- 寝る前にやることを固定する(照明を落とす→歯磨き→布団など)
◆適度に休養をとるよう心がける
- 過集中になりやすい人は、適度なところで休憩や切り上げが難しくなることがある
- 30分おき、1時間おきにアラームを鳴らして休憩をはさむ
- 身近に人がいる場合は、声をかけてもらう
◆体調の“見える化”で気づきを増やす
- 朝・昼・夜のどこかで「疲れ」「眠気」「空腹」を短くチェックする
- 食事を抜いた日、寝不足の日は予定を減らすルールにする
- 不調の前兆(頭痛、胃腸、だるさ等)をメモしておき、早めに休む
◆休日は“回復のための休み”を確保する
- 心労が重なっている時は、休日は用事を入れないようにして心身を休める
- 休むことに罪悪感が出る場合は「回復も予定」と考えて枠を作る

