【よくみられるケース】
- 人の会話の中に割り込んでしゃべってしまう
- 高額な買い物や重大な契約をよく考えずに決めてしまう
- 車の運転で安全確認をうっかり忘れてしまうことがある
【解説】発達障害の特性が原因
ADHDの特性のひとつに「衝動性」があります。
衝動性が強いと、相手が話している最中でも言いたいことが頭に浮かぶと言葉が出てしまうことがあります。ひとたび思いつくと、実行せずにはいられなくなるのです。
その結果、店員にすすめられるままに高額な商品を躊躇なく買ったり、重大な契約をしてしまって後悔するケースがあります。
自閉スペクトラム症の特性がある人は、相手の話の意図を理解できないことから、セールストークをそのまま受け取ってしまい、同じような事態になる場合があります。
【改善方法】
◆衝動的に話さないように習慣づけをする
- 話したいと思ったことをすぐ口に出してしまう場合は、数秒間我慢して衝動を抑えるトレーニングをする
- 日頃から意識していると少しずつできるようになってくる
- 話し始める時は、いきなり本題に入るのではなく、「ちょっと話してもいいですか」と了承を得てから話す
- 思いついたことは紙にメモし、相手が話し終わってから言う
◆大事なことは即決しない
- 買い物中に高額な物が欲しくなった時は、「すぐに買わない」「いま契約しない」ことが重要
- その場では買わずに、一晩よく考えてから決める
- ひとりでは決めず、家族と相談してから最終的な結論を出す
◆買い物・契約のブレーキを増やす
- クレジットカードを持ち歩かない日を作る
- 「上限金額」を先に決め、超える場合は必ず持ち帰る
- 契約は「持ち帰って読む」を基本にする
◆運転の安全確認を「手順化」する
- 出発前・発進前の確認を固定手順にする(毎回同じ順)
- 焦る状況を作らないため、出発時間に余裕を持つ
- 気が散りやすい場合は、運転中の刺激(通知、会話など)を減らす

