【よくみられるケース】
- 自社と取引先が対等の関係にあると考え、失礼な態度をとってしまう
- 取引先との約束より自分の都合を優先してしまう
- 取引先との交渉でカッとなり、乱暴な言動をとってしまう
【解説】自社と他社との関係性が理解できていない
自閉スペクトラム症の特性がある人の場合、社会での暗黙のルールがわからないため、取引先の会社が自社の「お得意様」であり大切な顧客であるという関係性が理解できていないケースがあります。
また、ADHDの特性がある人は衝動性のコントロールが難しく、厳しいことを言われてカッとなり、乱暴な言動をとってしまう場合があります。
【改善方法】
◆失言、失態に気づいたらすぐに謝罪する(周囲のサポート)
- 取引先に対して失言や失態をしたことがわかったら、すぐに先方に謝罪する
- 本人に謝罪させるだけでなく、上司が付き添い、指導が足りなかったことを詫びる
◆会社を代表しているという自覚と責任を持つ(周囲のサポート)
- 他社と交渉する社員は「自社を代表してその場に赴いている」という自覚を持つ必要がある
- 顧客を大切にすることが自社の利益につながることを理解する
◆本人側:言い方のテンプレを持つ
- 否定ではなく「確認」を先に言う(例:確認ですが、○○でよいでしょうか)
- 要求は「お願い」形式にする(例:可能でしたらご対応いただけますか)
- 感情が上がったら即答しない(持ち帰って確認します、で止める)
◆本人側:約束は“文章化”してズレを減らす
- 日時・場所・担当・期限・次の一手をメモし、後で確認できる形にする
- 自分の都合で変更が必要な場合は、早めに連絡して代案を出す
◆本人側:怒りのブレーキを作る
- カッとなったら、その場で結論を出さず一旦区切る
- 乱暴な言動が出やすい人は、交渉の前に上司と“言うこと”を決めておく

