【よくみられるケース】
- 周囲から理解が得られないことが多く、ストレスをためやすい
- こだわりが強く、ストレスを抱えやすい
- 気持ちの切り替えが苦手で、ストレス発散方法が見つからない
【解説】ストレスを抱えやすく、発散も苦手
発達障害の特性がある人は、子どもの頃から周囲に理解されにくく、非難や叱責を受けやすい生活を送ってきたために、日常的にストレスを抱えていることが少なくありません。
また、こだわりの強さから人と衝突しやすいケースもあり、その意味でもストレスを抱えやすいといえます。
一方、気持ちの切り替えが苦手で臨機応変な対応が不得意なことから、ストレスに弱い面があります。
【改善方法】
◆家ではリラックスすることを心がける
- 帰宅後は思い切りくつろぐようにして、リフレッシュをはかる
- 好きな音楽を聴く、ゆっくり入浴をするなど、リラックスできる工夫をする
- 夜ふかしはせずに、十分な睡眠時間を確保する
◆「モード切り替え」を意識して負担を減らす
- 学校・職場モード:明るく快活/周りをよく見て合わせる/納得いかなくても飲み込む
- 家モード:自分の時間を優先的に/気乗りしなければやらない/疲れたらすぐ休む
- 帰宅後に“切り替え動作”を決める(着替える、入浴、照明を落とす等)
◆安請け合いをしない、完璧主義にならない
- 無理な時は自分から伝える
- 守れるかどうかわからない約束をしない
- 頼まれごとの即答をせずに、一晩考えてから返事をする
- 完璧より「60点で出す」など、基準を先に決める
◆ストレス発散を「候補リスト化」して迷わない
- 短時間でできる発散(散歩、ストレッチ、音楽、入浴)を3つ決めておく
- 疲労が強い日は“回復系”(睡眠、静かな時間)を優先する
- 発散は「気分が落ちてから」ではなく「溜まる前」に入れる
◆こだわりが原因のストレスを減らす
- こだわりポイントを1つ書き出し「譲れる部分」と「譲れない部分」に分ける
- 譲れない部分は環境で守る(時間、場所、人間関係の距離など)
- 譲れる部分は“例外ルール”を決めて柔軟性を確保する

