【よくみられるケース】
- 机の上や引き出しのなかが散らかってしまう
- 必要な書類などがすぐに出てこない
- 重要な書類や貴重品を紛失してしまう
- 共用スペースを私物で独占してしまう
【解説】先延ばしが重なると、整理整頓が難しくなりやすい
「あとでやろう」と、とりあえずその場に置いた物が積み重なり、机の上や引き出しの中が乱雑になってしまいます。
「整理しなければ」と頭でわかっていても、書類を分類したり、引き出しの中を片付けたりすることが面倒に感じられ、なかなか重い腰が上がりません。
先延ばしにしているうちに整理しなければならない物が増え、作業にかかるのがますます億劫になるという悪循環に陥ります。
机の上が散らかり放題になると、必要な物がすぐに取り出せない、重要な物を紛失するといった問題が起こりやすくなります。
【改善方法】
◆管理の方法を変えて、整理整頓の負担を減らす
整理整頓が苦手な特性そのものをすぐに変えるのは難しいため、「環境」と「ルール」を変えるのが現実的です。
苦手な人でも整理しやすいように、管理の方法を変えることもひとつの方法です。
◆まず「机の上に置いてよい物」を決める
- 机の上は「今使う物だけ」にする(それ以外は箱・引き出しへ)
- 机上に置く定番を3つ程度に固定する(例:PC、ノート、ペン立て)
- 帰る前に机上を1分で戻す(毎日やると散らかりが固定化しない)
◆「仮置き」を許可する箱を1つ作る(散らさないための妥協)
- とりあえず置きたい物は「仮置き箱」へ入れる
- 箱がいっぱいになったら10分だけ仕分けする(毎日じゃなくてOK)
◆書類の入口を1つにする(紙が迷子になるのを止める)
- 届いた紙は「受け取りトレー」に必ず入れる(机の上に直置きしない)
- トレーを3つに分ける:要対応/保管/処分
- 要対応は期限順に上から重ねる、またはクリップでまとめる
◆紙を減らす(物理量を減らすと一気にラク)
- 紙の書類を減らし、データ管理に変えることで、整理しなければならない物を減らす
- 写真を撮って保管、PDF化してフォルダへ、など「紙を家に残さない」運用に寄せる
◆重要度に合わせて、色別・場所別に固定する
- ファイルを重要度に合わせて色別にして保管する(書類が探しやすい)
- 重要書類は「このファイルだけ」と決めて増やさない
- 貴重品は「置き場所を1か所」にする(複数にしない)
◆文具・小物を増やさない(探す物を減らす)
- ペンや付箋などの文具類は最小限にする(持ち物を増やさない)
- 同じ物を複数持つ場合は「場所ごとに固定」し、持ち運びを減らす
◆引き出しは「仕切り」と「ラベル」で迷いを減らす
- 引き出しの中に仕切りを設けて、しまいやすくする
- ラベルを貼り「ここに戻す」を即決できるようにする
- 引き出しの中は“詰め込まない”をルールにする
◆共用スペースは「置いてよい範囲」を決める
- 私物を置いてよい範囲(トレー1つ、棚1段など)を決める
- はみ出した分は仮置き箱へ戻す
◆重要物を“持たない”運用に寄せる
- 重要な書類や金庫の鍵などは預からないようにする
- 自分が持つ必要がある物は、置き場所を固定し、出し入れの手順を決める
◆データも散らからないように型を作る
- パソコンのデスクトップは、フォルダを作ってまとめるなど、自分のわかりやすい方法で管理する
- フォルダ名・ファイル名のルールを決める(例:日付+内容)
- 週1回だけ「デスクトップ整理」をする(毎日やらない)

